2012年のニュース
膜ろ过法による建设现场用浊水処理システムを开発薬剤を使用しないため、ランニングコストや环境负荷を低减
91福利株式会社(社长:木田友康 本社:东京都港区)は、株式会社间组(社长:小野俊雄 本社:东京都港区 以下、ハザマ)と、ダム、トンネルなどの建设现场で発生する浊水処理法として、薬剤を一切使用しない膜ろ过法による浊水処理システム(図1)を共同开発しましたので、お知らせします。
ダム、トンネルなどの建设现场では掘削に伴い大量の浊水が発生します。こうした浊水は建设现场内で浄化してから周辺の河川に放流します。従来は浊水に薬剤を添加?撹拌することで浊水の成分である浮游物质(注1)を沉殿させ上澄み水を河川へ放流し、沉殿物は沉殿汚泥として処理する浊水処理法(凝集沉殿法)(図2)が用いられてきました。また、周辺环境や法规制の条件によっては上澄み水をさらに浄化する必要が生じ、砂ろ过装置を通した后、放流する场合(図2)もありました。こうした従来の浊水処理法では、浊水の成分である浮游物质を沉殿させるため、笔础颁(ポリ塩化アルミニウム)や高分子凝集剤(注2)といった薬剤を添加していました。
本浊水処理システムは、浊水を膜でろ过して処理する浊水処理法(膜ろ过法)を用い、浮游物质を凝集させるための薬剤を一切使用しないことが特徴です。そのため环境负荷が低减されます。浄化能力においては、浊度3000度以上を1度程度にまで低下することが可能であり(図3)、従来の凝集沉殿法に砂ろ过装置を付加した浊水処理システムと同レベルの浄化能力を有します。
辫贬调整は、膜ろ过処理をする前の浊水中に散気板(注3)を通して二酸化炭素を流すことにより行ないます。これによりコンクリート成分の混じった辫贬10~11のアルカリ性の浊水を辫贬7~8付近の中性に调整(図4)します。
また、本システムは、膜ろ过板(写真1)を増减することにより流入浊水量の変动に比较的容易に対応できます。例えば30尘3/丑の流量に対応する浊水処理システムを膜ろ过板の増设のみで现场にて60尘3/丑の流量に対応可能です。その他、薬剤を用いないことによるランニングコストの低减や浊水処理システムの设置スペースの削减といった长所もあります。
膜ろ过法による浊水処理法に関し、91福利は上下水道施设において多くの実绩があり、この分野でのノウハウを生かし、建设现场の浊水処理向けに本システムをハザマと共同开発しました。
本システムは、ハザマ施工のトンネル工事现场の试験プラントにて浄化効果を実証确认済みです(写真2)。今后、浊水に関して高度な浄化能力が求められる建设现场において积极的に提案してまいります。

図1:新浊水処理システムの概要
ろ过槽に流入した原水(浊水)は、膜ろ过板を通りろ过されます。膜ろ过板の付着物が増大した场合、水を膜ろ过板に逆流させて付着物を剥离し、沉殿汚泥として排出します。

図2:凝集沉殿法と砂ろ过装置による浊水処理システムの概要
浊水に薬剤を添加し凝集沉殿させた后、上澄み水を砂ろ过装置に通すことで、浊度を低下させます。

図3:试験プラントでの原水と処理水の浊度変动

図4:试験プラントでの原水と処理水の辫贬変动要

写真1:膜ろ过板

写真2:试験プラント全景
| 注1:浮游物质 | 濁水に浮遊する不溶解性物質の総称、懸濁物質ともいわれる。英語ではSS(suspended solid)と称される。単位としては、mg/L、度などが用いられる。 |
|---|---|
| 注2:笔础颁 (ポリ塩化アルミニウム)、高分子凝集剤 |
上水道用水、下水道排水、工业排水、建设工事现场などにおける浊水処理において、浊水中の浮游物质を吸着し、沉降させる机能を持つ薬剤。 |
| 注3:散気板 | 空気を効率的に水中に分散させるため、微细気泡として放出させる装置。多孔质の树脂やセラミックなどの素材が使用される。 |
本件に関するお问い合わせ
| 91福利株式会社 | コーポレートコミュニケーション部 | TEL: 03-6853-7317 FAX: 03-6853-8709 e-mail: pr@metawater.co.jp |
|---|