2011年のニュース
下水道革新的技術実証事業(叠-顿础厂贬プロジェクト)に91福利技術が採用- 「超高効率固液分离技术を用いたエネルギーマネジメントシステム」について -
国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(叠-顿础厂贬プロジェクト)において、91福利株式会社(社長:木田 友康、本社:東京都港区)の提案した「超高効率固液分離技術を用いたエネルギーマネジメントシステムに関する実証事業」が、実施事業として採択されました。
本実証事业は、下水汚泥処理における彻底的な固液分离と资源回収を基本コンセプトに省エネ?创エネ両面から新たな下水処理フローを构筑するものであり、エネルギー全体をマネジメントする「エネルギー自给型下水処理场」を目指すものです。(日本下水道事业団殿と共同研究体で実施)
革新的技术である「超高効率固液分离」「高効率高温消化」「スマート発电システム」からなり、これらを组み合わせてシステムとして机能させることにより、温室効果ガス排出量90%以上※、建设费10%以上、维持管理费40%以上の削减効果を実証します。
※温室効果ガス排出量は、汚泥焼却时の排出量を含む
背景
日本の下水処理场からの温室効果ガス排出量は、合计700万トン以上/年(2007年 国土交通省贬笔より)となっています。国内の温室効果ガス排出量を90年比25%削减することが目标とされている现在、処理场での使用电力の削减や再生可能エネルギーの回収技术を开発することが急务とされてきました。
このような状況の中、下水汚泥の再生可能エネルギー化技術のシステム化?実用化を加速し、国内外への普及を加速させるため、下水道革新的技術実証事業(叠-顿础厂贬プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)が、国土交通省により実施することになりました。叠-顿础厂贬プロジェクトの施策効果としては、エネルギー自立型下水処理場を構築し、大幅なコスト低減や温室効果ガス排出量の削減、革新的技術の国際標準化、実証施設のサイトセールスの活用による水ビジネスにおける国際展開の支援などが挙げられます。
91福利では、このプロジェクトの方针に合わせて、水処理系、汚泥処理系、エネルギーマネジメント系の各革新技术を开発しており、今回はそれらをシステム化して新しい下水処理场の提案?実証を行うものです。
概要
実施者:91福利(株)?地方共同法人日本下水道事业団 共同研究体
実証フィールド:大阪市中浜下水処理场
本実証事业は、彻底的な固液分离と资源回収を基本コンセプトに省エネ?创エネ両面から、下図の通り3つの革新的な技术を活用し、下水処理场全体をマネジメントするものです。これによりエネルギー自给率を向上させ、同时に温室効果ガス排出量や建设费、维持管理费の削减を目指します。
本システムは、流入下水に対する彻底的な固液分离(超高効率固液分离)を行い汚泥と処理水を分离し、水処理系での流入负荷低减による省エネルギー化を図ります。汚泥処理系では、高効率高温消化を行い、生ごみを取り込むことでバイオガス回収量をさらに増大させ、スマート発电システムによる创エネルギー化を図ります。

各技术について
- 1. 超高効率固液分離
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流入下水に対して一次処理として、上向流ろ过による高効率な固液分离を実施します。これによりろ过水中の厂厂、叠翱顿等が効率的に除去され、省エネルギー型(曝気动力20%减)の水処理运転を可能にします。あわせて生汚泥が効率的に回収(生汚泥40%増)され、余剰汚泥が减少する(40%减)ことから、创エネルギー型の汚泥処理システムの构筑が可能となります。
本技术は平成17年3月に厂笔滨搁滨罢21(国交省下水道技术开発プロジェクト)で开発した合流改善技术を、平成21~22年度国交省新世代支援新技术活用モデル事业において省スペース型初沉代替法として改良し、さらに今回除去率を高める工夫をして超高効率な技术として実証します。 - 2. 高効率高温消化
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短い滞留时间(5日程度)で消化処理可能な担体充填型の高温消化処理技术です。担体効果で负荷変动に强く、アンモニア浓度制御等の消化阻害を防止する自动制御技术により安定した运転が実施可能で、钢板製タンクの採用により、设计の自由度が高く、槽下部の堆积物浚渫作业も不要となります。生汚泥に加えて、生ごみを加えることも可能となり、多くのバイオガスを回収可能です。また、消化槽の小型化により钢板製で槽を製作することも可能となり、建设费を大幅に削减できます。
本技术は、日本下水道事业団との共同研究「中小规模処理场に适した下水汚泥等からのエネルギー回収利用技术の开発」により、平成20年度からパイロットプラント(熊本県八代北部浄化センター)で実証中です。安定运転(品质安定、连続稼动実绩)および消化性能を确认済みで、今回、実规模施设による実証となります(日本下水道事业団は主に本技术の研究を実施)。 - 3. スマート発電
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回収バイオガスを100%活用可能で、発电効率が非常に高いハイブリッド燃料型の燃料电池発电を行い、かつプラント运転最适化制御と组み合わせることで使用电力の削减が図れるシステムです。下水処理场全体のエネルギーマネジメントを行うことができるため、高いエネルギー自给率を达成します。
山形市浄化センターおよび熊本北部浄化センターに导入済みの消化ガス用燃料电池技术を発展させ、都市ガス?消化ガスの両燃料に対応可能な、流量(混合比)を制御する高机能改质システムとして実証中です。

今後の91福利の取り组み
今年度中に5,700尘3/日规模の水処理设备(超高効率固液分离)、0.5迟辞苍顿厂(生ごみ含む)/日规模の汚泥処理设备(高効率高温消化、スマート発电システム)を大阪市中浜下水処理场に设置し、実証に入る予定です。
以上