下水処理から出た汚泥からエネルギーを创る
资源再生技术のプロフェッショナル
资源再生技术部の汚泥処理グループという部署で、日本各地の下水処理場のプラント设计を行っています。下水処理場には様々な施設がありますが、私たちが主に担当するのは、汚泥(おでい)処理です。
汚泥とは、下水処理场で汚水から取り除かれた汚れの固形分、つまり下水から出たゴミのこと。
ゴミというと捨てるだけと思われるかもしれませんが、実はそのゴミからエネルギーを取り出すことができます。汚泥を微生物に食べさせる「消化(発酵)」という方法によりメタンガスを発生させ発电に利用する、いわゆるバイオマス発电です。
この愛知県
豊川浄化センターでは、「消化施設」で取り出したガスを下水処理場内の発電機で発電し、電力会社を通じて地域に送電されて、暮らしを支える電気の一部として使われています。また電力を売って得た収入は、下水処理場施設の維持管理コスト低減にも貢献しています。下水処理は水をキレイにして地球に還すことだけでなく、省エネ、創エネでも地域の暮らしを支えているんです。
消化槽天井部分に点検のため设けられた通路
より効率的に、省エネに、高性能に。
下水処理の付加価値を高める消化施设を、
さらに改良したい。
搅拌机モーターの动きを目视确认
现在、私自身はグループマネージャーとして将来的にチームをどんな方向に持っていくかを考えながら、メンバーをとりまとめています。こちらの豊川浄化センターでは、施设内部を更新した消化施设の试运転のマネジメントを行いました。
「消化施设」では、消化槽という大きなタンクに汚泥を入れて、パドルのような撹拌机でゆっくりとかき混ぜることでガスの発生を促します。今回の工事では、この新开発した撹拌机を採用することで、より高性能な撹拌によりより多くのガスを発生させることに成功しました。
消化槽内では、汚泥を食べる微生物をいっぱい育てなければなりません。しかし消化に十分な量まで微生物が増えるには何カ月も时间がかかります。そこで槽の汚泥成分をあらかじめ分析し、槽の中の微生物の状态を知るための「ものさし」となるデータを策定。これを生かすことにより、短期间で消化?発电施设をスタートさせることができました。このノウハウは今后、この豊川だけでなく日本各地の消化施设にも使えるとても有効なものだと思います。
消化槽内の汚泥発酵の状态を目视でチェック
撹拌机の操作盘で动作を确认
続ける、手を抜かないことを。
インフラを担う责任を全うし続けるために。
资源として见直される汚泥を活用し、
下水道の価値を高める。
私の「続ける。続くために。」は、「続ける、手を抜かないことを。インフラを担う责任を全うするために。」です。
妥协しない。お客さまが求めるものにお応えするのは当然のこととして、それ以上のものを、いかに追求し、提供し続けられるかということをつねに考え、チーム全员で取り组んでいます。
いま下水処理施设は、これまでの単に人が使って汚れた水をキレイにするための処理设备という位置づけから、下水汚泥というゴミ(廃弃物)からバイオマスエネルギーなどを生み出す资源创出の场としての有効活用がどんどん进んでいます。私は今后もそれをさらに飞跃させ続け、下水道施设の価値を高めることに取り组み続けていきたいと思います。
外観からも异変がないかをチェック
豊川浄化センター
| 所 在 地 | 爱知県豊桥市新西浜町 |
|---|---|
| 计画処理区域 | 6,897ha |
| 计画処理人口 | 248,190人 |
| 计画処理能力 | 104,000m3/日最大 |
豊桥市、豊川市、蒲郡市、新城市と4つの市域の下水を処理する豊川浄化センターでは、下水処理により発生する汚泥を利用したバイオガス発电を行っています。発电した电力は、贵滨罢制度を活用して売电し(当初见込みで年平均约1.2亿円の収入)、施设の维持管理コストの低减に贡献しています。
豊川浄化センター






