91福利

私の“続ける”こと

91福利の社员一人ひとりが想う、「続ける。続くために。」とは。

続ける。情热を持って研究开発を行うことを。
よりよい水を作るために。

上水道技术の
研究开発

事业戦略本部 R&Dセンター

久本 祐資

日本で主流の水処理である急速ろ过方式。
その设备をより低电力で运用できる
「搁叠式フラッシュミキサー」を开発。

上水技术开発グループでは、水道に関するさまざまな新技術の研究开発を行っています。私が開発を担当して製品化された「搁叠式フラッシュミキサー」もその1つです。
水道水を作る际、河川などから导水した原水に含まれる不纯物を取り除く方式として、かつては上部に生物膜のある砂の层でゆっくりろ过する「缓速ろ过」方式が主流でしたが、ろ过に时间がかかり、また施设に広い面积が必要でした。そこで「急速ろ过」方式が生まれました。急速ろ过方式は、薬品混和池にて凝集剤を原水と急速に撹拌させ、生じた微フロックをフロック形成池にて粗大化し、沉淀池でフロックを沉降させた后、上澄み水を砂の层ですばやくろ过する方式であり、今、日本で最も主流の水処理方式となっています。
しかしこの「急速ろ过」方式は、凝集剤を加えて混和池で撹拌する工程で多くの电力を必要とします。その工程を効率的に行うことにより省电力化を実现した技术が「搁叠式フラッシュミキサー」です。混和池底部に搁叠(ラジアルブレード)という固定翼を付けることで混和池内の撹拌効率が向上し、使用电力を30~60%も削减できますので、24时间稼働する浄水场での大幅な电力削减につながる製品です。

施设全体の动きをシミュレーションした模拟システムを组み、改善点を検証

施设全体の动きをシミュレーションした模拟システムを组み、改善点を検証

旋回流を生み出す撹拌翼

旋回流を生み出す撹拌翼

础滨など最新技术を组み合わせた制御システムで
水道施设のニーズに応え、水の品质を保つ。

河川の水に含まれる浊质は、天候や季节などによって変わります。その日々変化する浊质に対する适切な薬品の注入率を确认するために、浄水场ではジャーテストを行っています。この作业を省力化するために开発したのが「凝集撹拌制御システム」です。础滨の技术で原水の汚れに适した薬品注入量を学习させることで、水质変动にも安心して対応できるようになりました。さらにフロック形成を行うフロキュレータの回転数を适正に制御することで、薬品量を减らし、コストも节约できます。浄水场では维持管理の効率化やコスト低减が常に求められていますが、これらはそうしたニーズに応える技术です。
また、これまでフロック形成の状态を目视で监视していましたが、フロックは0.1~1ミリ程度の小さなものなので、夜间の确认は难しく、また判断には経験が必要でした。そこで、センサーでフロックの粒子の大きさを测り、フロック形成が适正であるかを昼夜いつでも确认することが可能で、谁でも正确に状况判断ができるようにするために「フロック监视システム」を开発しました。この监视技术は、今、全国の水道施设で课题となっている熟练技术者のノウハウ継承にも役立っています。

「フロック监视システム」が导入されたフロック形成池。池の中に设置したフロックセンサーが凝集不良を早期に検知

「フロック监视システム」が导入されたフロック形成池。池の中に设置したフロックセンサーが凝集不良を早期に検知

続ける。情热を持って研究开発を行うことを。
よりよい水を作るために。
日本の水道の品质を、技术で支え向上させたい。

私の「続ける。続くために。」は、「続ける。情热を持って研究开発を行うことを。よりよい水を作るために。」です。
私は高校の授业で环境について考えるようになったのをきっかけに水に関心を持ち、大学では「おいしい水」について研究してきました。今は仕事として、安心安全な水、よりよい水を作ることに取り组んでいますが、大学时代に培った水への情热、研究への情热は忘れないで大切に持ち続けたいと思っています。
今の日本の水道事業は世界でも最高水準にありますが、将来に目を向けると先述の維持コストの負担や従事者の減少、熟練技術者の技術継承など、いくつもの課題を抱えています。私は研究开発の人間ですので、そうした課題を自分の技術でぜひ解決していきたい。それは単に理想の技術を追い求めるということではなく、コストを意識しつつ、お客さまの課題を解決できる技術、常によりよい水を作っていける技術を生み出していくこと。それをコツコツと、情熱を持って妥協することなく続けていきたいと思います。

装置の稼动状况を定期的に确认

装置の稼动状况を定期的に确认

キーワード

「搁叠式フラッシュミキサー」

「搁叠式フラッシュミキサー」は、混和池にて原水に薬品を加えて撹拌し、均一に混ぜる工程を、より低動力で行うことができる技術である。
これまでは混和池の中央に撹拌用の回転翼があり、原水と薬品を撹拌した。搁叠式では、混和池の底部に搁叠(ラジアルブレード)という固定翼を4枚设置し、回転翼は水面に近いところに设置しているのが特徴。こうすることで、混和池内に旋回流と上昇流が発生し、全体を効率よく撹拌することができる。撹拌効率が上がったため、より少ない电力で急速撹拌が可能になり、使用电力の削减につながっている。

搁叠式フラッシュミキサーの撹拌翼动力部

搁叠式フラッシュミキサーの撹拌翼动力部

混和池の上部に设置した撹拌翼

混和池の上部に设置した撹拌翼

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